子供の頃、自分を主人公にしたヘタなマンガをチラシの裏に描いていた。ストーリーは僕と友達数人で小屋を作って、その小屋を基地にしていろんな遊びをするというものだ。
小屋の名前は「クラブハウス」。早い話それは「部室」の意味なんだけど、この言葉はスヌーピーのマンガに登場してきたのをパクったのだ。
『クラブハウスの中央には木のテーブル、長い椅子(そこに布を敷けばベッドになる)、暖炉、天井にはランプがぶら下がっていて、木の棚にはラジオとカメラと本が並び、学校を終えた僕たちはクラブハウスに集まっていろんな遊びをしたり、屋根付きの四輪自転車でサイクリングに出かけるのだ。
四輪自転車は四人乗りで全員がペダルを漕ぐようになっていて、四人の力が合わさればどんな急な坂道も登ってしまう魔法のような自転車だ。
サイクリングから帰ってくるとみんなで晩ご飯を作る。クラブハウスの外に木のテーブルを出して、木の切り株を椅子にして、カレーライスやパンを食べて、食後にはクラブハウス脇の菜園で採れたぶどうで作ったぶどう酒を飲む。
冬になると雪が降って寒くなるので、みんなで暖炉の前に集まっていろんな話をして、クリスマスになると外のもみの木に電球を点して、それを見ながらコーヒーを飲んでサンドイッチを食べる。
お風呂はドラム缶にたくさんの雪を入れて、それを薪を燃やしてお風呂に入る。
寝る時は長い椅子に布を敷いて毛布一枚で寝る。じゃんけんで負けたやつが隙間が開いている壁側に寝なければならない・・・』
つづ・・・・かないかも。
<「ぼくたちのクラブハウス」より>