ぼんやりカレンダーを見ていたら、26年前の今日、僕は新潟駅で上越新幹線の開業の絡みで廃止になる特急「とき」を写していた。ということは上越新幹線は明日でちょうど26歳、なんてことを考えていたら26年間の自分の出来事とか身の回りの変化などがごっちゃまぜに浮かんできた。
なんとか高校に入って卒業して、車とバイクの免許を取って、都会に出て、ポンコツ車を買って、ちょっと遠回りしたけど一応希望の職種に就いて、住みたい街に狭いアパートを借りて、最低限の家事もなんとかできるようになって、都会の地下鉄にも萎縮せずに乗れるようになって、コム・デ・ギャルソンやアンダーカバーの服もなんとか背伸びして買うこともできて、友達や彼女と出会えたりその反対もあったり、回数は少ないけど日本国から出たり、子供の時から好きだったミュージシャンに会うことができたり、体重が増えたり、実家を新築して部屋に隙間風が入らなくなったり、ボッチャントイレが水洗トイレに変わったり、黒電話が無くなったり、まさかのコンピュターに触れたり、紙を使わずに文字を送れたり、フィルムの要らないカメラになったり、音楽がダウンロードできたり、山都駅が無人駅になったり、カードや携帯電話で電車に乗れるようになったり、古い汽車が無くなったり、母校の中学校の校歌が消えたり、町が合併したり、ノラ猫がやっと懐いたり、母が定年になったり、祖母が亡くなったり、父は今でも元気でいるのか・・・なんて今夜はそんなことをずっと考えていた。
そう言えば昨日は昔のカレー色で復活したディーゼルカーの回送が山都駅を通った。多分、今日あたりに走るだろうな・・・とマークしていたけど見事に撮り逃した。貴重なカレー色のディーゼルカーを撮り逃したのは残念だけど、まさか、とっくの昔に廃車されたカレー色のディーゼルカーが2008年の磐越西線を走るとは思わなかった。そうそう、カレー色のディーゼルカーと言えば急行「いいで」にもカレー色のディーゼルカーが連結されていた。あっ、急行「いいで」も26年前の今日が最後の日だった・・・と最後は鉄道の話になってしまうのはお許しください。なんだかんだ言っても、変わったのは周囲だけでほとんど自分は変わっていないのが可笑しい・・・。
いかんいかん。昨夜は満月をぼんやり眺めていたせいなのか、こんなことを考えてしまいまったく眠れない。
今さっき窓を開けました。今朝はミスト状の川霧が山都町を白い世界にしています。これがとっても気持ちいい。
あっ、朝一番の新潟行きの汽車のエンジン音が聞こえてきました。そう言えば26年前の今日はこの汽車で新潟駅に行った・・・。
まじでヤバい。少しでも寝なきゃ。